勤労の授業が「お金のために働く」で止まってしまう、と悩んでいませんか。この記事では、題名の「午前一時四十分」という時刻を手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『午前一時四十分』(中学1年・道徳/勤労)
- あらすじ:語り手の母は八十四歳。午前一時四十分に家を出て、新聞の折り込みと配達、集金までこなします。犬にかまれ、指が変形しても、自分が行かなければ最後まで配れないと、二十六年間働き続けています。
- ねらい:働く=お金のため → 働くことは誰かを支える生きがい。働くことは、お金だけでなく、誰かを支え生きる意味を確かめる営み
- おすすめの発問:なぜ題名は、「午前一時四十分」なのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
午前一時四十分のあらすじ(どんなお話?)

語り手の母は八十四歳。午前一時四十分に家を出て、新聞の折り込みと配達、集金までこなします。犬にかまれ、指が変形しても、自分が行かなければ最後まで配れないと、二十六年間働き続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「働くのはお金や生活のため」という答えが中心です。授業の後は、責任を果たす誇りや社会を支える喜びも、働くことを支えていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、つらさやえらさの感想で終わりがちです。題名の時刻に目を向けると、人が眠る間に社会を支える仕事があることに、生徒が自分で気づきはじめます。
4コマで見る「朝の水やり」

だれも見ていない時間の仕事は、つい手を抜きたくなるものです。その仕事が誰かの毎日を支えていると知ると、働くことの意味が変わります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「午前一時四十分」【勤労】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の時刻がお話を読むカギになる
- 働くのはお金のためだけではない
- 「届ける人」の言葉で社会とつなぐ
『午前一時四十分』のよくある質問
Q. 『午前一時四十分』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「勤労」です。
Q. 『午前一時四十分』のあらすじは?
A. 語り手の母は八十四歳。午前一時四十分に家を出て、新聞の折り込みと配達、集金までこなします。犬にかまれ、指が変形しても、自分が行かなければ最後まで配れないと、二十六年間働き続けています。
Q. 『午前一時四十分』の授業のねらいは?
A. 働く=お金のためという考えから、働くことは誰かを支える生きがいという考えへ深めることです。授業の前は「働くのはお金や生活のため」という答えが中心です。授業の後は、責任を果たす誇りや社会を支える喜びも、働くことを支えていると気づくことがゴールです。
Q. 『午前一時四十分』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「なぜ題名は、「午前一時四十分」なのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、つらさやえらさの感想で終わりがちです。題名の時刻に目を向けると、人が眠る間に社会を支える仕事があることに、生徒が自分で気づきはじめます。
Q. 『午前一時四十分』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に働くことの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












