生命の尊さの授業が「命は大切」で終わってしまう、と悩んでいませんか。この記事では、ふだん見落としがちな「見えない支え」の人に注目して、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『午前二時四十分』(中学1年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:舞台は深夜の病院です。世界のほとんどが眠っている午前二時四十分、一人の患者のそばに寄り添う人がいます。誰かのいのちのために起きている人がいる、その事実が教材の中心です。
- ねらい:命は大切=当たり前のこと → 命は見えない支えの上にある。いのちのかけがえのなさに気づいたとき、人は本当に生き始める
- おすすめの発問:あなたのいのちは、だれに支えられている?
- 板書:左「いのちはなぜ尊い」・中央「当たり前⇔支える人」・右「かけがえのなさ」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
午前二時四十分のあらすじ(どんなお話?)

舞台は深夜の病院です。世界のほとんどが眠っている午前二時四十分、一人の患者のそばに寄り添う人がいます。誰かのいのちのために起きている人がいる、その事実が教材の中心です。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「命は大切」という言葉を、当たり前のこととして口にしがちです。授業の後は、自分のいのちが多くの見えない支えと限りある時間の上にある、と気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「大変そう」「すごい」で止まりがちです。ふだん見えない支える人に目を向けると、自分のいのちもたくさんの支えの上にあることに、生徒が気づきはじめます。
4コマで見る「保健室にて」

元気なときは、支えてくれる人の存在に気づきにくいものです。見えないところで見守る人に気づくと、自分のいのちの重みが少し変わって見えます。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に課題「いのちはなぜ尊い」、中央に当たり前の毎日といのちを支える人の対比、右にキーワード「かけがえのなさ」を置く3つのエリアです。くわしい板書の文言はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「午前二時四十分」【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 見えない支えの人に目を向けて読む
- いのちは多くの支えと限りの上にある
- 「命は大切」の中身を深める
『午前二時四十分』のよくある質問
Q. 『午前二時四十分』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『午前二時四十分』のあらすじは?
A. 舞台は深夜の病院です。世界のほとんどが眠っている午前二時四十分、一人の患者のそばに寄り添う人がいます。誰かのいのちのために起きている人がいる、その事実が教材の中心です。
Q. 『午前二時四十分』の授業のねらいは?
A. 命は大切=当たり前のことという考えから、命は見えない支えの上にあるという考えへ深めることです。授業の前は「命は大切」という言葉を、当たり前のこととして口にしがちです。授業の後は、自分のいのちが多くの見えない支えと限りある時間の上にある、と気づくことがゴールです。
Q. 『午前二時四十分』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「あなたのいのちは、だれに支えられている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「大変そう」「すごい」で止まりがちです。ふだん見えない支える人に目を向けると、自分のいのちもたくさんの支えの上にあることに、生徒が気づきはじめます。
Q. 『午前二時四十分』の板書計画は?
A. 板書は、左に課題「いのちはなぜ尊い」、中央に当たり前の毎日といのちを支える人の対比、右にキーワード「かけがえのなさ」を置く3つのエリアです。くわしい板書の文言はnoteで紹介しています。












