伝統と文化の授業が「お米は大事」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし田んぼがなくなったら」と想像することで、受け継ぐことの意味を自分ごとにする流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『日本のお米』(中学1年・道徳/我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度)
- あらすじ:お米は食卓の中心であるだけでなく、日本酒やみそ、畳やわらじにも姿を変えてきました。山の多い日本では、水田が雨を受け止めるダムの役割も果たしてきました。ところが今、水田はつぶされ、農業をする人も減り続けています。
- ねらい:伝統=昔からある古いもの → わたしも過去と未来をつなぐ今の一人。受け継いだ人の思いを知って大切にすることが、未来につながる
- おすすめの発問:もし日本から田んぼが消えたら、何を失う?
- 板書:左「考える意味は?」・中央「食べる⇔思いを知る」・右「過去と未来をつなぐ今」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
日本のお米のあらすじ(どんなお話?)

お米は食卓の中心であるだけでなく、日本酒やみそ、畳やわらじにも姿を変えてきました。山の多い日本では、水田が雨を受け止めるダムの役割も果たしてきました。ところが今、水田はつぶされ、農業をする人も減り続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「伝統は昔のもの」という遠い理解です。授業の後は、先人の思いに目を向け、自分もそれを未来へつなぐ今の一人だと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、お米の豆知識で終わりがちです。もし田んぼが消えたらと想像すると、受け継いできた人の思いと、それをつなぐ自分の役割が見えてきます。
4コマで見る「地域のお祭り」

伝統は、あって当たり前だと思っていると見えません。なくなるかもしれないと知ったとき、受け継いできた人の思いに気づきます。お米の話を、地域のお祭りに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に課題、中央に「ただ食べる」と「思いを知って大切にする」の対比、右に「過去と未来をつなぐ今」のキーワードを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「日本のお米」【我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- もし田んぼが消えたら、と想像してみる
- 伝統は、受け継いだ人の思いの積み重ね
- 自分も過去と未来をつなぐ今の一人
『日本のお米』のよくある質問
Q. 『日本のお米』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度」です。
Q. 『日本のお米』のあらすじは?
A. お米は食卓の中心であるだけでなく、日本酒やみそ、畳やわらじにも姿を変えてきました。山の多い日本では、水田が雨を受け止めるダムの役割も果たしてきました。ところが今、水田はつぶされ、農業をする人も減り続けています。
Q. 『日本のお米』の授業のねらいは?
A. 伝統=昔からある古いものという考えから、わたしも過去と未来をつなぐ今の一人という考えへ深めることです。授業の前は「伝統は昔のもの」という遠い理解です。授業の後は、先人の思いに目を向け、自分もそれを未来へつなぐ今の一人だと気づくことがゴールです。
Q. 『日本のお米』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし日本から田んぼが消えたら、何を失う?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、お米の豆知識で終わりがちです。もし田んぼが消えたらと想像すると、受け継いできた人の思いと、それをつなぐ自分の役割が見えてきます。
Q. 『日本のお米』の板書計画は?
A. 板書は、左に課題、中央に「ただ食べる」と「思いを知って大切にする」の対比、右に「過去と未来をつなぐ今」のキーワードを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












