国際理解の授業が、遠い外国の話で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、生徒の願いに力を貸した大人たちという見落とされがちな人物から、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『アンネのバラ』(中学2年・道徳/国際理解、国際貢献)
- あらすじ:アンネ・フランクを思う園芸家が、新しいバラに「アンネ・フランクの形見」と名づけました。高井戸中学校の生徒たちは、このバラを学校で育てたいと願い、多くの大人の力で実現します。今も生徒たちが育て続けています。
- ねらい:国際理解=遠い外国の話 → 平和を願う心は世界共通。相手の国にも、自分たちと同じ願いがあると想像する
- おすすめの発問:牧師や技師たちは、なぜ中学生の願いに応えた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
アンネのバラのあらすじ(どんなお話?)

アンネ・フランクを思う園芸家が、新しいバラに「アンネ・フランクの形見」と名づけました。高井戸中学校の生徒たちは、このバラを学校で育てたいと願い、多くの大人の力で実現します。今も生徒たちが育て続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「国際理解は遠い外国の話」という考えです。授業の後は、国も時代も立場もちがう人々が、平和を願う同じ心でつながっていると気づき、自分の心の話として受け止めることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「力を合わせて目標を実現した」話になりがちです。力を貸した大人たちに目を向けて問うと、国や立場をこえて同じ願いでつながる心が見えてきます。
4コマで見る「留学生と」

ちがう国の人とは、わかり合えないと感じてしまうことがあります。同じものを大切に思う気持ちにふれると、国のちがいをこえてつながれます。教材の考え方を留学生との場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解、国際貢献をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「アンネのバラ」【国際理解、国際貢献】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 力を貸した大人たちに目を向ける
- 立場がちがっても、願いは同じ
- 平和を願う心は、世界共通
『アンネのバラ』のよくある質問
Q. 『アンネのバラ』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際貢献」です。
Q. 『アンネのバラ』のあらすじは?
A. アンネ・フランクを思う園芸家が、新しいバラに「アンネ・フランクの形見」と名づけました。高井戸中学校の生徒たちは、このバラを学校で育てたいと願い、多くの大人の力で実現します。今も生徒たちが育て続けています。
Q. 『アンネのバラ』の授業のねらいは?
A. 国際理解=遠い外国の話という考えから、平和を願う心は世界共通という考えへ深めることです。授業の前は「国際理解は遠い外国の話」という考えです。授業の後は、国も時代も立場もちがう人々が、平和を願う同じ心でつながっていると気づき、自分の心の話として受け止めることがゴールです。
Q. 『アンネのバラ』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「牧師や技師たちは、なぜ中学生の願いに応えた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「力を合わせて目標を実現した」話になりがちです。力を貸した大人たちに目を向けて問うと、国や立場をこえて同じ願いでつながる心が見えてきます。
Q. 『アンネのバラ』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に国際理解、国際貢献をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












