郷土愛の授業が「遠い沖縄のすごい人の話」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、沖縄の島唄と自分の地域をくらべる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『島唄の心を伝えたい』(中学3年・道徳/郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度)
- あらすじ:「私」は、沖縄の歴史や歌、人の魅力を熱心に語ります。島唄を聞いて涙を流す人もいます。やめたいと思ったこともあった「私」ですが、これからも島唄を歌い続けたいと願っています。
- ねらい:郷土愛=遠い地域のすごい話 → どの地域にも郷土を思う心がある。郷土を知ってほしいという思いは、沖縄にも自分の町にもある
- おすすめの発問:島唄にあたるものは、自分の町にもあるだろうか?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
島唄の心を伝えたいのあらすじ(どんなお話?)

「私」は、沖縄の歴史や歌、人の魅力を熱心に語ります。島唄を聞いて涙を流す人もいます。やめたいと思ったこともあった「私」ですが、これからも島唄を歌い続けたいと願っています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「遠い地域にすごい人がいた」という他人事の理解です。授業の後は、郷土を知ってほしいという思いはどの地域にもあると気づき、自分の地域を思う心を自分の言葉で語れることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、沖縄への感心で終わりがちです。島唄と自分の地域の行事や文化をくらべると、たまたま沖縄では島唄だっただけで、どの地域にも郷土を思う心があると見えてきます。
4コマで見る「町の盆おどり」

当たり前にある町の行事にも、続けてきた人の思いがあります。遠い地域の話と自分の町をくらべると、郷土を思う心は自分にもあると気づきます。お話の考え方を、盆おどりの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛することの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「島唄の心を伝えたい」【郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 沖縄の島唄と自分の地域をくらべる
- 郷土を知ってほしい思いは、どこにもある
- 遠い話で終わらせず、自分の町に重ねる
『島唄の心を伝えたい』のよくある質問
Q. 『島唄の心を伝えたい』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度」です。
Q. 『島唄の心を伝えたい』のあらすじは?
A. 「私」は、沖縄の歴史や歌、人の魅力を熱心に語ります。島唄を聞いて涙を流す人もいます。やめたいと思ったこともあった「私」ですが、これからも島唄を歌い続けたいと願っています。
Q. 『島唄の心を伝えたい』の授業のねらいは?
A. 郷土愛=遠い地域のすごい話という考えから、どの地域にも郷土を思う心があるという考えへ深めることです。授業の前は「遠い地域にすごい人がいた」という他人事の理解です。授業の後は、郷土を知ってほしいという思いはどの地域にもあると気づき、自分の地域を思う心を自分の言葉で語れることがゴールです。
Q. 『島唄の心を伝えたい』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「島唄にあたるものは、自分の町にもあるだろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、沖縄への感心で終わりがちです。島唄と自分の地域の行事や文化をくらべると、たまたま沖縄では島唄だっただけで、どの地域にも郷土を思う心があると見えてきます。
Q. 『島唄の心を伝えたい』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に郷土を愛することの意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












