学校生活の授業が「学校を大切にしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし、ぶどうの木がなくなったら」と考えて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『学校のぶどう』(小学3年・道徳/よりよい学校生活)
- あらすじ:校庭で遊んでいた和広と正太は、安田さんと五・六年生がぶどうだなにわらを運んでいるのに気づきます。寒さに弱いぶどうにわらを巻き、冬も世話をすると次の秋に実をつけると教わった二人は、わくわくしてお手伝いを申し出ます。
- ねらい:学校のじまん=めずらしいもの → シンボルにはたくさんの人の思いがこもる。手間をかけて守るもののむこうに、多くの人の思いがある
- おすすめの発問:もし、ぶどうの木がなくなったら?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:元小学校教師(16年)。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開
学校のぶどうのあらすじ(どんなお話?)

校庭で遊んでいた和広と正太は、安田さんと五・六年生がぶどうだなにわらを運んでいるのに気づきます。寒さに弱いぶどうにわらを巻き、冬も世話をすると次の秋に実をつけると教わった二人は、わくわくしてお手伝いを申し出ます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、学校のじまんを「めずらしいもの」と見る段階です。授業の後は、学校のシンボルに、守ってきた人やこれからの人の思いがこめられていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、二人のわくわくした気持ちで止まりがちです。「もし、なくなったら」と考えると、手間がかかるのに守りつづける理由と、そこにこめられた思いを子どもが想像しはじめます。
4コマで見る「教室のメダカ」

手間がかかるものは、つい「めんどう」と思いがちです。受けついできた人の思いを知ると、世話がじまんに変わります。お話のぶどうの木を、教室のメダカに置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『学校のぶどう』【よりよい学校生活】の指導案と発問はこうする!
この指導案シリーズは、この2年で延べ4,300人以上の先生を支えています。
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もしも」で考えるとシンボルの重みが見える
- シンボルには、たくさんの人の思いがこもる
- 場面発問より、全体を問う
『学校のぶどう』のよくある質問
Q. 『学校のぶどう』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「よりよい学校生活」です。
Q. 『学校のぶどう』のあらすじは?
A. 校庭で遊んでいた和広と正太は、安田さんと五・六年生がぶどうだなにわらを運んでいるのに気づきます。寒さに弱いぶどうにわらを巻き、冬も世話をすると次の秋に実をつけると教わった二人は、わくわくしてお手伝いを申し出ます。
Q. 『学校のぶどう』の授業のねらいは?
A. 学校のじまん=めずらしいものという考えから、シンボルにはたくさんの人の思いがこもるという考えへ深めることです。授業の前は、学校のじまんを「めずらしいもの」と見る段階です。授業の後は、学校のシンボルに、守ってきた人やこれからの人の思いがこめられていると気づくことがゴールです。
Q. 『学校のぶどう』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし、ぶどうの木がなくなったら?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、二人のわくわくした気持ちで止まりがちです。「もし、なくなったら」と考えると、手間がかかるのに守りつづける理由と、そこにこめられた思いを子どもが想像しはじめます。
Q. 『学校のぶどう』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に学校のよさをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












