社会参画の授業が、遠い政治の話になってしまう、となやんでいませんか。この記事では『若者議会』を学級経営につなげる切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『若者議会』(中学3年・道徳/社会参画、公共の精神)
- あらすじ:愛知県新城市では、公募で選ばれた十六〜二十九歳の若者が「若者議会」の委員となり、予算の使い道まで提案しています。発表がうまくいかず落ちこむ委員も、先輩の成果や外に出て確かめる大切さを知り、前を向きます。
- ねらい:社会=だれかが用意するもの → 社会は自分たちでつくり変えられる。面倒でも関わるのは、自分もこの社会の一員だという思いがあるから
- おすすめの発問:このクラスで、自分たちで変えられることは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
若者議会のあらすじ(どんなお話?)

愛知県新城市では、公募で選ばれた十六〜二十九歳の若者が「若者議会」の委員となり、予算の使い道まで提案しています。発表がうまくいかず落ちこむ委員も、先輩の成果や外に出て確かめる大切さを知り、前を向きます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「社会はだれかが用意するもの」という見方です。授業の後は、社会は自分たちの手で少しずつつくり変えていけるものだと気づき、社会の一員という当事者意識をもてることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、若者の頑張りへの感想で終わりがちです。自分たちのクラスに引きよせて問うと、学級や生徒会の活動も社会参画の入り口だと気づき、当事者意識が育ちます。
4コマで見る「教室のきまり」

きまりは上から決められるもの、と思うと文句だけが増えていきます。自分たちで考え、提案できる場があると、教室は自分たちでつくるものに変わります。お話の考え方を、学級会の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「若者議会」【社会参画、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 若者議会を、自分たちの学級に重ねる
- 社会は、自分たちでつくり変えられる
- 面倒でも関わる心が、当事者意識を育てる
『若者議会』のよくある質問
Q. 『若者議会』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「社会参画、公共の精神」です。
Q. 『若者議会』のあらすじは?
A. 愛知県新城市では、公募で選ばれた十六〜二十九歳の若者が「若者議会」の委員となり、予算の使い道まで提案しています。発表がうまくいかず落ちこむ委員も、先輩の成果や外に出て確かめる大切さを知り、前を向きます。
Q. 『若者議会』の授業のねらいは?
A. 社会=だれかが用意するものという考えから、社会は自分たちでつくり変えられるという考えへ深めることです。授業の前は「社会はだれかが用意するもの」という見方です。授業の後は、社会は自分たちの手で少しずつつくり変えていけるものだと気づき、社会の一員という当事者意識をもてることがゴールです。
Q. 『若者議会』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「このクラスで、自分たちで変えられることは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、若者の頑張りへの感想で終わりがちです。自分たちのクラスに引きよせて問うと、学級や生徒会の活動も社会参画の入り口だと気づき、当事者意識が育ちます。
Q. 『若者議会』の板書計画は?
A. 板書は、左に生徒の「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に社会参画をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












