「できるかではなく、やるか」という名言を板書して終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、よくある失敗を避ける切り口で、三澤さんの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』(中学3年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:六歳で左足を失った三澤さんは、両親の言葉に支えられ、何にでも挑戦してきました。パラリンピックでゴール目前の転倒や骨折を経験しても、五大会連続で挑み続けています。
- ねらい:強い意志=結果を出す力 → 挑み続けることそのものに意味がある。結果が出なくても挑み続ける心は、支えと自分のことばから育つ
- おすすめの発問:「やるか、やらないか」は、だれに支えられた言葉?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
片足のアルペンスキーヤー・三澤拓のあらすじ(どんなお話?)

六歳で左足を失った三澤さんは、両親の言葉に支えられ、何にでも挑戦してきました。パラリンピックでゴール目前の転倒や骨折を経験しても、五大会連続で挑み続けています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「強い意志=結果を出せる強さ」という考えです。授業の後は、目標に届かなくても挑み続けること自体に意味があり、その力は人の支えからも育つと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

よくある失敗は、名言を板書して「強い意志が大切」でまとめることです。その言葉がだれに支えられて育ったかを問うと、一人で頑張る強さだけではない意志の姿が見えてきます。
4コマで見る「最後の大会」

名言や「気合い」だけでは、人はなかなか動けません。見てくれている人の一言が、挑み続ける力になります。三澤さんを支えた言葉の力を、部活の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に夢や目標などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「片足のアルペンスキーヤー・三澤拓」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 名言を標語で終わらせないのがポイント
- 結果が出なくても挑み続けることに意味
- 意志は支えと自分の言葉から育つ
『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』のよくある質問
Q. 『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』のあらすじは?
A. 六歳で左足を失った三澤さんは、両親の言葉に支えられ、何にでも挑戦してきました。パラリンピックでゴール目前の転倒や骨折を経験しても、五大会連続で挑み続けています。
Q. 『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』の授業のねらいは?
A. 強い意志=結果を出す力という考えから、挑み続けることそのものに意味があるという考えへ深めることです。授業の前は「強い意志=結果を出せる強さ」という考えです。授業の後は、目標に届かなくても挑み続けること自体に意味があり、その力は人の支えからも育つと気づくことがゴールです。
Q. 『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「やるか、やらないか」は、だれに支えられた言葉?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。よくある失敗は、名言を板書して「強い意志が大切」でまとめることです。その言葉がだれに支えられて育ったかを問うと、一人で頑張る強さだけではない意志の姿が見えてきます。
Q. 『片足のアルペンスキーヤー・三澤拓』の板書計画は?
A. 板書は、左に夢や目標などのいまの考え、中央に中心発問での話し合い、右に強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












