自然愛護の授業が「ごみを捨てない」というマナーの話で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「もし」の問いで書き手の体験を見つめる見方で、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『チョモランマ清掃登山隊』(小学6年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:登山家の野口健さんは、エベレストの頂上に立ち、登山家たちのごみでよごれたルートにおどろきます。自分も酸素ボンベを置き去りにしたことが心に引っかかっていました。清掃登山を続け、一人一人が自然とのつきあい方を考えるよう訴えます。
- ねらい:ごみを捨てないのがマナー → 自然はこわれやすいと知って大切にする。自然のふところは深くない。一人一人が自然とのつきあい方を考える
- おすすめの発問:もし置き去りの経験がなければ、清掃登山を始めただろうか?
- 板書:左「ごみだらけの山」・中央「それでも続ける理由」・右「ふところは深くない」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
チョモランマ清掃登山隊のあらすじ(どんなお話?)

登山家の野口健さんは、エベレストの頂上に立ち、登山家たちのごみでよごれたルートにおどろきます。自分も酸素ボンベを置き去りにしたことが心に引っかかっていました。清掃登山を続け、一人一人が自然とのつきあい方を考えるよう訴えます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「ごみを捨てないのがマナー」という考えです。授業の後は、自然は何でも受け止めてくれるほど強くはないと知り、自然とのつきあい方を自分ごととして考えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、マナーの確認で終わりがちです。野口さん自身もボンベを置き去りにした当事者でした。「もし」で考えると、責める側ではなく自分の問題として自然を見つめられます。
4コマで見る「公園のごみ」

「これくらい」と思うのはだれにでもあることです。自分もしてしまうと認めた人の姿にふれると、責めるのではなく自分のこととして考えられます。
板書計画は3つのエリア

左にごみだらけの山のようす、中央に「それでも清掃登山を続ける理由」、右に「自然のふところは深くない」ということばを書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『チョモランマ清掃登山隊』【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 書き手も置き去りにした当事者だった
- 「もし」で自分ごととして考える
- 自然は何でも受け止めるほど強くない
『チョモランマ清掃登山隊』のよくある質問
Q. 『チョモランマ清掃登山隊』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『チョモランマ清掃登山隊』のあらすじは?
A. 登山家の野口健さんは、エベレストの頂上に立ち、登山家たちのごみでよごれたルートにおどろきます。自分も酸素ボンベを置き去りにしたことが心に引っかかっていました。清掃登山を続け、一人一人が自然とのつきあい方を考えるよう訴えます。
Q. 『チョモランマ清掃登山隊』の授業のねらいは?
A. ごみを捨てないのがマナーという考えから、自然はこわれやすいと知って大切にするという考えへ深めることです。授業の前は「ごみを捨てないのがマナー」という考えです。授業の後は、自然は何でも受け止めてくれるほど強くはないと知り、自然とのつきあい方を自分ごととして考えることがゴールです。
Q. 『チョモランマ清掃登山隊』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし置き去りの経験がなければ、清掃登山を始めただろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、マナーの確認で終わりがちです。野口さん自身もボンベを置き去りにした当事者でした。「もし」で考えると、責める側ではなく自分の問題として自然を見つめられます。
Q. 『チョモランマ清掃登山隊』の板書計画は?
A. 左にごみだらけの山のようす、中央に「それでも清掃登山を続ける理由」、右に「自然のふところは深くない」ということばを書きます。くわしい流れはnoteで紹介しています。












