ボランティアの授業が「えらいこと」「やるべきこと」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、おばあさんの話に出てくる見落とされがちな「20年前の先輩たち」に目を向け、働く意義に近づく授業の流れを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『広村堤防の清掃ボランティア』(小学6年・道徳/勤労、公共の精神)
- あらすじ:「ぼく」の学校では、高学年が地域のお年寄りと広村堤防の清掃をしています。負担に感じていた「ぼく」は、おばあさんから、堤防は命を救った町の宝物で、子どもたちといっしょだからがんばれると聞きます。夏休みにはガイドにも取り組みます。
- ねらい:ボランティア=えらいこと → だれかの喜びにつながるから続けたくなる。自分の働きが人や地域の未来につながると感じると、自分から続けたくなる
- おすすめの発問:20年前の先輩たちの「ぼくらもやります」とは?
- 板書:左「いまの考え」・中央「続ける三つの理由」・右「何のために働くか」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
広村堤防の清掃ボランティアのあらすじ(どんなお話?)

「ぼく」の学校では、高学年が地域のお年寄りと広村堤防の清掃をしています。負担に感じていた「ぼく」は、おばあさんから、堤防は命を救った町の宝物で、子どもたちといっしょだからがんばれると聞きます。夏休みにはガイドにも取り組みます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、ボランティアはえらい人がすることという見方です。授業の後は、自分の働きがだれかの喜びや地域の未来につながると実感したとき、自分から続けたくなると気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「ぼく」の気持ちの上がり下がりをたどるだけになりがちです。先輩たちに目を向けると、思いが世代をこえて受けつがれていることが見えてきます。
4コマで見る「あいさつ当番」

自分の働きがだれかの力になっていると知ると、「やらされる」が「やりたい」に変わります。いつも見てくれている人の存在が、そのきっかけになります。
板書計画は3つのエリア

左に「ボランティアと聞いて思うこと」、中央におばあさんが話した続ける理由を三つに分けて、右に何のために働くのかのとらえ直しを書きます。くわしい板書はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 6年『広村堤防の清掃ボランティア』【勤労、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「えらいこと」で終わらせない
- 先輩たちから受けつがれた思いに目を向ける
- だれかの喜びにつながると続けたくなる
『広村堤防の清掃ボランティア』のよくある質問
Q. 『広村堤防の清掃ボランティア』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学6年の道徳の教材で、内容項目は「勤労、公共の精神」です。
Q. 『広村堤防の清掃ボランティア』のあらすじは?
A. 「ぼく」の学校では、高学年が地域のお年寄りと広村堤防の清掃をしています。負担に感じていた「ぼく」は、おばあさんから、堤防は命を救った町の宝物で、子どもたちといっしょだからがんばれると聞きます。夏休みにはガイドにも取り組みます。
Q. 『広村堤防の清掃ボランティア』の授業のねらいは?
A. ボランティア=えらいことという考えから、だれかの喜びにつながるから続けたくなるという考えへ深めることです。授業の前は、ボランティアはえらい人がすることという見方です。授業の後は、自分の働きがだれかの喜びや地域の未来につながると実感したとき、自分から続けたくなると気づくのがゴールです。
Q. 『広村堤防の清掃ボランティア』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「20年前の先輩たちの「ぼくらもやります」とは?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「ぼく」の気持ちの上がり下がりをたどるだけになりがちです。先輩たちに目を向けると、思いが世代をこえて受けつがれていることが見えてきます。
Q. 『広村堤防の清掃ボランティア』の板書計画は?
A. 左に「ボランティアと聞いて思うこと」、中央におばあさんが話した続ける理由を三つに分けて、右に何のために働くのかのとらえ直しを書きます。くわしい板書はnoteで紹介しています。












