国際理解の授業が「外国となかよく」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もし日本と試合をしたら」という切り口から、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『スポーツをするとき』(小学1年・道徳/国際理解、国際親善)
- あらすじ:「わたし」の町は、オリンピック・パラリンピックのホストタウンです。南アフリカから来た選手のお世話をし、国旗をもって応援するうちに、「わたし」はいろいろな国の人と交流したいと思うようになりました。
- ねらい:応援=自分の国だけ → 他の国を応援しても自分の国も大切。他の国に興味をもつことは、自分の国を大切に思う気持ちとぶつからない
- おすすめの発問:もし相手が日本と試合をしたら、どう応援する?
- 板書:左「なぜ応援した?」・中央「日本いや/両方応援」・右「こくさい/なかよく」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
スポーツをするときのあらすじ(どんなお話?)

「わたし」の町は、オリンピック・パラリンピックのホストタウンです。南アフリカから来た選手のお世話をし、国旗をもって応援するうちに、「わたし」はいろいろな国の人と交流したいと思うようになりました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「応援するのは自分の国」という考えです。授業の後は、人とつながりたい気持ちは国がちがっても同じで、自分の国を思う心ともぶつからないと気づけることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、交流のうれしさを確かめて終わりがちです。もし日本と試合をしたらと考えると、他の国を思う心と自分の国を思う心が、ぶつからずに両立することが見えてきます。
4コマで見る「交流会」

人とつながりたい気持ちは、国がちがっても同じです。教材のホストタウンの交流を、学校の交流会の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「なぜ南アフリカを応援した?」という課題、中央に「日本を応援したくない」と「両方応援したい」の対比、右に「こくさい・なかよく」のキーワードを置きます。くわしい発問の流れはnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 1年『スポーツをするとき』【国際理解、国際親善】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「もし日本と試合なら」で応援の心を考える
- 他の国を思う心と自分の国を思う心は両立
- 場面発問より、もしもで全体を問う
『スポーツをするとき』のよくある質問
Q. 『スポーツをするとき』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「国際理解、国際親善」です。
Q. 『スポーツをするとき』のあらすじは?
A. 「わたし」の町は、オリンピック・パラリンピックのホストタウンです。南アフリカから来た選手のお世話をし、国旗をもって応援するうちに、「わたし」はいろいろな国の人と交流したいと思うようになりました。
Q. 『スポーツをするとき』の授業のねらいは?
A. 応援=自分の国だけという考えから、他の国を応援しても自分の国も大切という考えへ深めることです。授業の前は「応援するのは自分の国」という考えです。授業の後は、人とつながりたい気持ちは国がちがっても同じで、自分の国を思う心ともぶつからないと気づけることがゴールです。
Q. 『スポーツをするとき』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし相手が日本と試合をしたら、どう応援する?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、交流のうれしさを確かめて終わりがちです。もし日本と試合をしたらと考えると、他の国を思う心と自分の国を思う心が、ぶつからずに両立することが見えてきます。
Q. 『スポーツをするとき』の板書計画は?
A. 板書は、左に「なぜ南アフリカを応援した?」という課題、中央に「日本を応援したくない」と「両方応援したい」の対比、右に「こくさい・なかよく」のキーワードを置きます。くわしい発問の流れはnoteで紹介しています。












