「あきらめないことが大事」で授業が終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、強い意志を「根性」で片づけてしまう失敗をさけるポイントを中心に、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『本物の将棋指し ―村山聖―』(中学2年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:村山聖さんは幼いころから難病で入院し、父に教わった将棋にのめり込みます。「名人になる」と決めて13歳でプロの道へ進み、高い壁に負けても挑み続けました。がんの宣告後も指し続け、29歳で亡くなった彼を、ライバルは「本物の将棋指し」と評します。
- ねらい:強い意志=根性でがんばること → 強い意志は好きだという情熱から。困難を越える力は、好きなものへの情熱と高い目標への憧れから
- おすすめの発問:根性だけで、人は挑み続けられるだろうか?
- 板書:左「中心発問」・中央「根性か、情熱か」・右「目標・情熱・意志」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
本物の将棋指し ―村山聖―のあらすじ(どんなお話?)

村山聖さんは幼いころから難病で入院し、父に教わった将棋にのめり込みます。「名人になる」と決めて13歳でプロの道へ進み、高い壁に負けても挑み続けました。がんの宣告後も指し続け、29歳で亡くなった彼を、ライバルは「本物の将棋指し」と評します。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、強い意志を「根性」や「もともと強い人」と考えがちです。授業の後は、困難を越えて挑み続ける力が、心から好きなものへの情熱と高い目標への憧れに支えられていると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに気持ちを聞くと、「つらい」「がんばった」と根性の話にまとまりがちです。「根性だけで続けられるか」と問うと、好きという情熱や憧れが意志を支えていることに目が向きます。
4コマで見る「続ける力」

「根性が足りない」と言われても、人はなかなか続けられません。ソウタを動かしたのは「好き」という気持ちでした。強い意志のもとにある情熱に目を向けると、授業がぐっと深まります。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に中心発問、中央に「根性だけ」と「好きだという情熱」の対比、右に高い目標・情熱・強い意志というキーワードを置きます。発問の流れはnoteの指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「本物の将棋指し ―村山聖―」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「根性」で片づけない
- 好きという情熱に目を向ける
- 高い目標への憧れが意志を支える
『本物の将棋指し ―村山聖―』のよくある質問
Q. 『本物の将棋指し ―村山聖―』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『本物の将棋指し ―村山聖―』のあらすじは?
A. 村山聖さんは幼いころから難病で入院し、父に教わった将棋にのめり込みます。「名人になる」と決めて13歳でプロの道へ進み、高い壁に負けても挑み続けました。がんの宣告後も指し続け、29歳で亡くなった彼を、ライバルは「本物の将棋指し」と評します。
Q. 『本物の将棋指し ―村山聖―』の授業のねらいは?
A. 強い意志=根性でがんばることという考えから、強い意志は好きだという情熱からという考えへ深めることです。授業の前は、強い意志を「根性」や「もともと強い人」と考えがちです。授業の後は、困難を越えて挑み続ける力が、心から好きなものへの情熱と高い目標への憧れに支えられていると気づくことがゴールです。
Q. 『本物の将棋指し ―村山聖―』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「根性だけで、人は挑み続けられるだろうか?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに気持ちを聞くと、「つらい」「がんばった」と根性の話にまとまりがちです。「根性だけで続けられるか」と問うと、好きという情熱や憧れが意志を支えていることに目が向きます。
Q. 『本物の将棋指し ―村山聖―』の板書計画は?
A. 板書は、左に中心発問、中央に「根性だけ」と「好きだという情熱」の対比、右に高い目標・情熱・強い意志というキーワードを置きます。発問の流れはnoteの指導案で紹介しています。












