努力の授業が「努力は大切」という一般論で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「再」の一字を手がかりに、見目さんの歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『私の再出発』(中学3年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:見目さんは、子ども時代を戦争に奪われ、その後も仕事と子育てに追われて学ぶ機会を逃してきました。七十八歳で夜間中学に入学し、片道二時間かけて通い、八十一歳で卒業します。その後も学び続けようと決意しています。
- ねらい:努力=一時期がんばること → 長い努力は目標と強い意志が支える。何度も機会を失っても、学びたいという意志が長い努力を支え続ける
- おすすめの発問:題名の「再」の一字に、どんな思いがこもっている?
- 板書:左「努力ってなに?」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
私の再出発のあらすじ(どんなお話?)

見目さんは、子ども時代を戦争に奪われ、その後も仕事と子育てに追われて学ぶ機会を逃してきました。七十八歳で夜間中学に入学し、片道二時間かけて通い、八十一歳で卒業します。その後も学び続けようと決意しています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力は大切」という一般論です。授業の後は、長い努力を支えるのは自分の立てた目標と強い意志だと、生徒自身の言葉でつかめることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと「すごい」で終わり、遠い人の話になりがちです。題名の「再」の一字に目を向けると、何度も学びを奪われた時間と、それでも向かい続けた意志が見えてきます。
4コマで見る「やり直しノート」

「今さら」と思う気持ちは、学び直しの大きなかべです。でも、始めるのに遅すぎることはありません。見目さんの再出発を、学習のやり直しの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「努力」の意味と「1回?1週間?」という素朴な問い、中央に中心発問での話し合い、右に努力を支えるものをとらえ直すことばを置きます。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学3年「私の再出発」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 題名の「再」に長い努力が見える
- 長い努力を支えるのは目標と強い意志
- 偉人の話を自分ごとに引き寄せる
『私の再出発』のよくある質問
Q. 『私の再出発』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学3年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『私の再出発』のあらすじは?
A. 見目さんは、子ども時代を戦争に奪われ、その後も仕事と子育てに追われて学ぶ機会を逃してきました。七十八歳で夜間中学に入学し、片道二時間かけて通い、八十一歳で卒業します。その後も学び続けようと決意しています。
Q. 『私の再出発』の授業のねらいは?
A. 努力=一時期がんばることという考えから、長い努力は目標と強い意志が支えるという考えへ深めることです。授業の前は「努力は大切」という一般論です。授業の後は、長い努力を支えるのは自分の立てた目標と強い意志だと、生徒自身の言葉でつかめることがゴールです。
Q. 『私の再出発』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「題名の「再」の一字に、どんな思いがこもっている?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「すごい」で終わり、遠い人の話になりがちです。題名の「再」の一字に目を向けると、何度も学びを奪われた時間と、それでも向かい続けた意志が見えてきます。
Q. 『私の再出発』の板書計画は?
A. 板書は、左に「努力」の意味と「1回?1週間?」という素朴な問い、中央に中心発問での話し合い、右に努力を支えるものをとらえ直すことばを置きます。くわしい板書計画はnoteで紹介しています。












