命の授業が「かわいそう」「命は大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、ケイコちゃんを見守ったお父さんに目を向けて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『六さいのおよめさん』(小学3年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:小児がんで入院しているケイコちゃんは、いたい注しゃにもたえ、およめさんになる日を夢見ながら毎日を精いっぱい生きます。夏の日に天国へ旅立ったあとも、友だちはそのがんばりを語り、お父さんは「いのちのじゅ業」で話しつづけています。
- ねらい:命は自分だけのもの → 命はまわりの人の中で生きつづける。限りある命を精いっぱい生きた姿は、まわりの人の中で生きつづける
- おすすめの発問:お父さんは、なぜケイコのことを話しつづける?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
六さいのおよめさんのあらすじ(どんなお話?)

小児がんで入院しているケイコちゃんは、いたい注しゃにもたえ、およめさんになる日を夢見ながら毎日を精いっぱい生きます。夏の日に天国へ旅立ったあとも、友だちはそのがんばりを語り、お父さんは「いのちのじゅ業」で話しつづけています。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「いのちは自分のもの」という考えです。授業の後は、一人のいのちが家族や友だちとつながり、その人がいなくなっても心の中に生きつづけると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、悲しい気持ちを並べて終わりがちです。見落とされがちなお父さんに目を向けると、いのちが終わっても、その生きた証が人の中で生きつづけることを考えはじめます。
4コマで見る「心にのこる」

いなくなった人のがんばりは、思い出す人の中で生きつづけます。命がつながっていく見方を、転校した友だちの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命の重さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『六さいのおよめさん』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- お父さんに目を向けると命のつながりが見える
- 命は自分だけでなく、まわりとつながる
- 「かわいそう」で終わらせない問いを
『六さいのおよめさん』のよくある質問
Q. 『六さいのおよめさん』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『六さいのおよめさん』のあらすじは?
A. 小児がんで入院しているケイコちゃんは、いたい注しゃにもたえ、およめさんになる日を夢見ながら毎日を精いっぱい生きます。夏の日に天国へ旅立ったあとも、友だちはそのがんばりを語り、お父さんは「いのちのじゅ業」で話しつづけています。
Q. 『六さいのおよめさん』の授業のねらいは?
A. 命は自分だけのものという考えから、命はまわりの人の中で生きつづけるという考えへ深めることです。授業の前は「いのちは自分のもの」という考えです。授業の後は、一人のいのちが家族や友だちとつながり、その人がいなくなっても心の中に生きつづけると気づくことがゴールです。
Q. 『六さいのおよめさん』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「お父さんは、なぜケイコのことを話しつづける?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、悲しい気持ちを並べて終わりがちです。見落とされがちなお父さんに目を向けると、いのちが終わっても、その生きた証が人の中で生きつづけることを考えはじめます。
Q. 『六さいのおよめさん』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に命の重さをとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












