「小さな工場の大きな仕事」が「どんな仕事も大切」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、お話の前と後で父の手の見え方をくらべながら、授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『小さな工場の大きな仕事』(中学2年・道徳/勤労)
- あらすじ:「僕」の家は、部品を百分の一ミリの精度で磨く小さな金属加工工場です。もっとかっこいい仕事に就きたかった「僕」は、兄の職場体験をきっかけに、工場の部品が宇宙開発にも使われていると知ります。父の言葉と黒い手に、「僕」は誇りを見いだします。
- ねらい:よい仕事=かっこいい仕事 → どの仕事にも固有の価値と貢献がある。目立たない仕事も、その仕事にしかない形で社会を支えている
- おすすめの発問:はじめと終わりで、父の手はどう見えた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
小さな工場の大きな仕事のあらすじ(どんなお話?)

「僕」の家は、部品を百分の一ミリの精度で磨く小さな金属加工工場です。もっとかっこいい仕事に就きたかった「僕」は、兄の職場体験をきっかけに、工場の部品が宇宙開発にも使われていると知ります。父の言葉と黒い手に、「僕」は誇りを見いだします。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、仕事の価値を華やかさや規模で考えがちです。授業の後は、目立たない仕事にもその仕事にしかない魅力があり、社会の発展に貢献していると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、父への尊敬で終わりがちです。前と後で同じ父の手がどう見えたかをくらべると、見た目で判断していた仕事の価値に目が向きます。
4コマで見る「職場体験先」

目立たない仕事ほど、その価値は見えにくいものです。仕事の先にいる人に気づくと、見え方が変わる場面にしました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「僕」がはじめにもっていた工場のイメージ、中央に人間の手作業が必要とされる理由の話し合い、右に勤労の価値のとらえ直しを置きます。展開の全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「小さな工場の大きな仕事」【勤労】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 前と後で、父の手の見え方をくらべる
- 見た目で測っていた仕事の価値を問い直す
- どの仕事にも、その仕事にしかない貢献
『小さな工場の大きな仕事』のよくある質問
Q. 『小さな工場の大きな仕事』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「勤労」です。
Q. 『小さな工場の大きな仕事』のあらすじは?
A. 「僕」の家は、部品を百分の一ミリの精度で磨く小さな金属加工工場です。もっとかっこいい仕事に就きたかった「僕」は、兄の職場体験をきっかけに、工場の部品が宇宙開発にも使われていると知ります。父の言葉と黒い手に、「僕」は誇りを見いだします。
Q. 『小さな工場の大きな仕事』の授業のねらいは?
A. よい仕事=かっこいい仕事という考えから、どの仕事にも固有の価値と貢献があるという考えへ深めることです。授業の前は、仕事の価値を華やかさや規模で考えがちです。授業の後は、目立たない仕事にもその仕事にしかない魅力があり、社会の発展に貢献していると気づくことがゴールです。
Q. 『小さな工場の大きな仕事』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「はじめと終わりで、父の手はどう見えた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、父への尊敬で終わりがちです。前と後で同じ父の手がどう見えたかをくらべると、見た目で判断していた仕事の価値に目が向きます。
Q. 『小さな工場の大きな仕事』の板書計画は?
A. 板書は、左に「僕」がはじめにもっていた工場のイメージ、中央に人間の手作業が必要とされる理由の話し合い、右に勤労の価値のとらえ直しを置きます。展開の全体はnoteで紹介しています。












