探究の授業が「勉強をがんばろう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、「知りたい」という心を学級経営につなげる切り口から、お話の流れと授業のゴール、問いの立て方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『六十二枚の天気図』(中学1年・道徳/真理の探究、創造)
- あらすじ:日奈は夏休みの理科レポートに悩んでいましたが、テレビで見た雨の不思議をきっかけに、天気に強く引かれます。毎日、新聞の天気予報欄を切り抜いて貼り続け、夏休みの終わりには台風の発生を読み取れるようになります。
- ねらい:学ぶ=答えを覚えること → 探究は「知りたい」に従って問い続けること。与えられた課題をこえて、自分の問いを追う心が新しい発見を生む
- おすすめの発問:「知りたい」が育つ教室には何があるのだろう?
- 板書:左「突き動かした心は」・中央「宿題⇔知りたいから」・右「探究と知りたい心」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
六十二枚の天気図のあらすじ(どんなお話?)

日奈は夏休みの理科レポートに悩んでいましたが、テレビで見た雨の不思議をきっかけに、天気に強く引かれます。毎日、新聞の天気予報欄を切り抜いて貼り続け、夏休みの終わりには台風の発生を読み取れるようになります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「勉強は答えを覚えること」という見方です。授業の後は、自分の「知りたい」に従って問い続ける営みが探究だと気づき、その心を大切にしようと思えることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、日奈のがんばりをほめて終わりがちです。自分たちの教室に重ねて問うと、探究心を支える関係や空気に目が向き、学級づくりにもつながります。
4コマで見る「ふしぎノート」

小さな「なぜ?」は、受け止めてもらえると育ちます。ふしぎを言い合える教室の空気が、一人ひとりの探究心を支えます。
板書計画は3つのエリア

左に中心発問、中央に「宿題(答えがある)」と「知りたいから続ける」の対比、右にキーワードを書きます。勉強と研究のちがいまで考える板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「六十二枚の天気図」【真理の探究、創造】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「勉強をがんばろう」で終わらせない
- 「知りたい」が育つ教室を問う
- 探究は「知りたい」に従って問い続けること
『六十二枚の天気図』のよくある質問
Q. 『六十二枚の天気図』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「真理の探究、創造」です。
Q. 『六十二枚の天気図』のあらすじは?
A. 日奈は夏休みの理科レポートに悩んでいましたが、テレビで見た雨の不思議をきっかけに、天気に強く引かれます。毎日、新聞の天気予報欄を切り抜いて貼り続け、夏休みの終わりには台風の発生を読み取れるようになります。
Q. 『六十二枚の天気図』の授業のねらいは?
A. 学ぶ=答えを覚えることという考えから、探究は「知りたい」に従って問い続けることという考えへ深めることです。授業の前は「勉強は答えを覚えること」という見方です。授業の後は、自分の「知りたい」に従って問い続ける営みが探究だと気づき、その心を大切にしようと思えることがゴールです。
Q. 『六十二枚の天気図』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「知りたい」が育つ教室には何があるのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、日奈のがんばりをほめて終わりがちです。自分たちの教室に重ねて問うと、探究心を支える関係や空気に目が向き、学級づくりにもつながります。
Q. 『六十二枚の天気図』の板書計画は?
A. 左に中心発問、中央に「宿題(答えがある)」と「知りたいから続ける」の対比、右にキーワードを書きます。勉強と研究のちがいまで考える板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












