生命の尊さの授業が「体を大切にしましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もしかさぶたができなかったら」と考える切り口で、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ぼくのかさぶた』(小学2年・道徳/生命の尊さ)
- あらすじ:「ぼく」が転んでけがをし、血が出て痛い思いをします。しばらくするとかさぶたができ、その下で体が傷を治していきます。かさぶたが取れると新しい皮ふができていて、「ぼく」は自分の体のすごさを感じます。
- ねらい:体を大切にしましょう → 生きているってすごい、ふしぎ。だれにも頼まれず、体は自分を治している
- おすすめの発問:もしかさぶたができなかったら、どうなる?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ぼくのかさぶたのあらすじ(どんなお話?)

「ぼく」が転んでけがをし、血が出て痛い思いをします。しばらくするとかさぶたができ、その下で体が傷を治していきます。かさぶたが取れると新しい皮ふができていて、「ぼく」は自分の体のすごさを感じます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「体を大切に」という決まり文句です。授業の後は、知らないうちに体ががんばっている事実に驚き、「生きているってすごい」と感じられることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、痛い・うれしいの感想で終わりがちです。「もしかさぶたができなかったら」と考えると、じゃまに見えたかさぶたが体のがんばりのしるしだと、子どもが自分で気づいていきます。
4コマで見る「かさぶた日記」

かさぶたはつい取りたくなる「じゃまもの」です。でも、その下で体ががんばっていると知ると、見え方が変わります。お話の驚きを、休み時間のけがの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命のすばらしさのとらえ直しを置く3つのエリアです。「ぼく」の心の動きのたどり方はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 2年『ぼくのかさぶた』【生命の尊さ】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- かさぶたは、体のがんばりのしるし
- ゴールは「生きているってすごい」の驚き
- 「もし」の問いで、お話全体を見直す
『ぼくのかさぶた』のよくある質問
Q. 『ぼくのかさぶた』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学2年の道徳の教材で、内容項目は「生命の尊さ」です。
Q. 『ぼくのかさぶた』のあらすじは?
A. 「ぼく」が転んでけがをし、血が出て痛い思いをします。しばらくするとかさぶたができ、その下で体が傷を治していきます。かさぶたが取れると新しい皮ふができていて、「ぼく」は自分の体のすごさを感じます。
Q. 『ぼくのかさぶた』の授業のねらいは?
A. 体を大切にしましょうという考えから、生きているってすごい、ふしぎという考えへ深めることです。授業の前は「体を大切に」という決まり文句です。授業の後は、知らないうちに体ががんばっている事実に驚き、「生きているってすごい」と感じられることがゴールです。
Q. 『ぼくのかさぶた』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もしかさぶたができなかったら、どうなる?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、痛い・うれしいの感想で終わりがちです。「もしかさぶたができなかったら」と考えると、じゃまに見えたかさぶたが体のがんばりのしるしだと、子どもが自分で気づいていきます。
Q. 『ぼくのかさぶた』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に生命のすばらしさのとらえ直しを置く3つのエリアです。「ぼく」の心の動きのたどり方はnoteで紹介しています。












