努力の授業が「ていねいに書きましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、題名の「ともやさんの字」ということばを手がかりに、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『ともやさんの 字』(小学1年・道徳/希望と勇気,努力と強い意志)
- あらすじ:かきかたの時間、ともやさんは早く遊びたくて大いそぎで書き上げます。先生にいつもの字ではないと言われ、もう一度書きはじめると、とめとはねのちがいが分かってきます。気がつくとくりかえし書いていました。
- ねらい:がんばる=言われたからやる → やるべきことに向き合うと気持ちいい。分かってくる手ごたえが、自分から取り組む心を生む
- おすすめの発問:「ともやさんの字」って、どんな字のことだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
ともやさんの 字のあらすじ(どんなお話?)

かきかたの時間、ともやさんは早く遊びたくて大いそぎで書き上げます。先生にいつもの字ではないと言われ、もう一度書きはじめると、とめとはねのちがいが分かってきます。気がつくとくりかえし書いていました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「ていねいに書きなさい」と言われてやる勉強です。授業の後は、目の前のやるべきことにしっかり向き合う気持ちよさを、自分のこととして感じることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、おどろきやうれしさを並べて終わりがちです。題名の「ともやさんの字」に目を向けると、ともやさんらしい字とは何かを、子どもがお話全体から考えはじめます。
4コマで見る「わたしの音読」

急いで終わらせたものからは、自分らしさが消えてしまいます。「いつもの自分」を思い出すと、やるべきことに向き合えます。お話を家の音読の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にがんばる心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 1年『ともやさんの 字』【希望と勇気,努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 早く遊びたい気持ちが授業の入り口
- やるべきことに向き合うと、気持ちいい
- 題名の「ともやさんの字」から問う
『ともやさんの 字』のよくある質問
Q. 『ともやさんの 字』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学1年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気,努力と強い意志」です。
Q. 『ともやさんの 字』のあらすじは?
A. かきかたの時間、ともやさんは早く遊びたくて大いそぎで書き上げます。先生にいつもの字ではないと言われ、もう一度書きはじめると、とめとはねのちがいが分かってきます。気がつくとくりかえし書いていました。
Q. 『ともやさんの 字』の授業のねらいは?
A. がんばる=言われたからやるという考えから、やるべきことに向き合うと気持ちいいという考えへ深めることです。授業の前は「ていねいに書きなさい」と言われてやる勉強です。授業の後は、目の前のやるべきことにしっかり向き合う気持ちよさを、自分のこととして感じることがゴールです。
Q. 『ともやさんの 字』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「「ともやさんの字」って、どんな字のことだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、おどろきやうれしさを並べて終わりがちです。題名の「ともやさんの字」に目を向けると、ともやさんらしい字とは何かを、子どもがお話全体から考えはじめます。
Q. 『ともやさんの 字』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右にがんばる心をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












