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5年

『富士観測所をつくるために』指導案・板書・発問|5年道徳【希望と勇気、努力と強い意志】下山を説得した和田さんに注目

富士観測所をつくるために s1

努力の授業が「あきらめずにがんばるのは大事」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、つい見落としがちな「下山を説得した和田さん」に光を当てて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。

この記事のポイント(30秒で)

  • 教材:『富士観測所をつくるために』(小学5年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
  • あらすじ:野中到は、日本の高山観測が夏だけでは役に立たないと聞き、富士山頂に観測所をつくろうと決意します。妻の千代と観測を続けますが、ふぶきと寒さで命が危なくなります。救出に来た和田の必死の説得で、二人は下山を決めました。
  • ねらい:やりぬく=最後まで続けること → 強い意志は 次へつながる一歩を生む。思いどおりの結果でなくても、挑戦は人の心と国を動かした
  • おすすめの発問:和田さんは、なぜ野中さんを止めに来たのだろう?
  • 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割

書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)

富士観測所をつくるためにのあらすじ(どんなお話?)

富士観測所をつくるためにのあらすじ図解

野中到は、日本の高山観測が夏だけでは役に立たないと聞き、富士山頂に観測所をつくろうと決意します。妻の千代と観測を続けますが、ふぶきと寒さで命が危なくなります。救出に来た和田の必死の説得で、二人は下山を決めました。

ねらい(この授業のゴール)

授業の前と後

授業の前は「途中でやめたら失敗」という見方です。授業の後は、やり抜こうとする強い意志が、次へつながる確かな一歩を生むと気づくことがゴールです。

発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

やりがちな発問と、おすすめの問い

場面ごとに聞くと、野中さんのつらさをなぞって終わりがちです。説得した和田さんに目を向けると、下山は「負け」なのかを、子どもが別の立場から考えはじめます。

4コマで見る「止める声」

4コマまんが「止める声」

目標どおりにいかなかった日も、終わりではありません。止めてくれた人の思いを知ると、次の一歩が見えてきます。お話の下山の決断を、持久走大会の場面に置きかえました。

板書計画は3つのエリア

板書計画のイメージ(全体はnoteで)

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ

noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。

▶ 5年『富士観測所をつくるために』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!

教材の見方の部分は無料で読めます。

まとめ

  • 説得した和田さんが見落としがちなカギ
  • 結果がすべてでなく、意志が次をつくる
  • 場面発問より、別の立場から全体を問う

『富士観測所をつくるために』のよくある質問

Q. 『富士観測所をつくるために』は何年生・どの内容項目の教材ですか?

A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。

Q. 『富士観測所をつくるために』のあらすじは?

A. 野中到は、日本の高山観測が夏だけでは役に立たないと聞き、富士山頂に観測所をつくろうと決意します。妻の千代と観測を続けますが、ふぶきと寒さで命が危なくなります。救出に来た和田の必死の説得で、二人は下山を決めました。

Q. 『富士観測所をつくるために』の授業のねらいは?

A. やりぬく=最後まで続けることという考えから、強い意志は 次へつながる一歩を生むという考えへ深めることです。授業の前は「途中でやめたら失敗」という見方です。授業の後は、やり抜こうとする強い意志が、次へつながる確かな一歩を生むと気づくことがゴールです。

Q. 『富士観測所をつくるために』の発問はどうすればいいですか?

A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「和田さんは、なぜ野中さんを止めに来たのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、野中さんのつらさをなぞって終わりがちです。説得した和田さんに目を向けると、下山は「負け」なのかを、子どもが別の立場から考えはじめます。

Q. 『富士観測所をつくるために』の板書計画は?

A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。

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