勤労の授業が「救急救命士はかっこいい」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もし毎日の訓練がなかったら」と考える切り口で、お話のあらすじと授業のゴール、発問のコツを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『お父さんは救急救命士』(小学5年・道徳/勤労、公共の精神)
- あらすじ:救急救命士のお父さんは、たくましい体なのに毎日訓練を続けています。家族で海に来た日、おぼれた男の子を見てかけだし、人工こきゅうとしんぞうマッサージをくり返しました。引きついだ後も、しんけんな顔で見送ります。
- ねらい:仕事=決められた時間と場所でする → 自分の力をみがき人のために使うこと。仕事の目的が「命を守る」だから、時間も場所もこえて力をつくす
- おすすめの発問:もし毎日の訓練がなかったらあの日、助けられた?
- 板書:左「いまの考え」・中央「仕事だから?」・右「力を人のために」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
お父さんは救急救命士のあらすじ(どんなお話?)

救急救命士のお父さんは、たくましい体なのに毎日訓練を続けています。家族で海に来た日、おぼれた男の子を見てかけだし、人工こきゅうとしんぞうマッサージをくり返しました。引きついだ後も、しんけんな顔で見送ります。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は、仕事は決められた時間と場所でするもの、という見方です。授業の後は、働くことは自分の力をみがき、社会の人のために役立てることでもあると気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと「すごい」「かっこいい」の感想で止まりがちです。訓練がなかったらと考えると、毎日の準備と海での行動が一本の線でつながり、仕事の目的が見えてきます。
4コマで見る「図書係のたける」

係の時間が終われば、仕事も終わりと思いがちです。でも、毎日の準備があるから、決められた時間の外でも力を人のために使えます。お父さんの訓練と海の場面を、図書室に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に「かっこいい仕事」など子どものいまの考え、中央に「仕事だからする」と「力を人のために役立てたい」をくらべて置き、右に働くことの意義をまとめます。全体はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 5年『お父さんは救急救命士』【勤労、公共の精神】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- お父さんは、仕事中でなくても全力をつくした
- 毎日の訓練が、海での行動を支えていた
- 働くとは、自分の力を人のために使うこと
『お父さんは救急救命士』のよくある質問
Q. 『お父さんは救急救命士』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学5年の道徳の教材で、内容項目は「勤労、公共の精神」です。
Q. 『お父さんは救急救命士』のあらすじは?
A. 救急救命士のお父さんは、たくましい体なのに毎日訓練を続けています。家族で海に来た日、おぼれた男の子を見てかけだし、人工こきゅうとしんぞうマッサージをくり返しました。引きついだ後も、しんけんな顔で見送ります。
Q. 『お父さんは救急救命士』の授業のねらいは?
A. 仕事=決められた時間と場所でするという考えから、自分の力をみがき人のために使うことという考えへ深めることです。授業の前は、仕事は決められた時間と場所でするもの、という見方です。授業の後は、働くことは自分の力をみがき、社会の人のために役立てることでもあると気づくのがゴールです。
Q. 『お父さんは救急救命士』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし毎日の訓練がなかったらあの日、助けられた?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「すごい」「かっこいい」の感想で止まりがちです。訓練がなかったらと考えると、毎日の準備と海での行動が一本の線でつながり、仕事の目的が見えてきます。
Q. 『お父さんは救急救命士』の板書計画は?
A. 板書は、左に「かっこいい仕事」など子どものいまの考え、中央に「仕事だからする」と「力を人のために役立てたい」をくらべて置き、右に働くことの意義をまとめます。全体はnoteで紹介しています。












