努力の授業が「がんばりましょう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、こうたとただしの二人をくらべて、お話の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『楽しめばすきになる』(小学3年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:漢字練習がきらいなこうたは、百点をとったただしのノートを見せてもらいます。ただしは「楽しむ」ことが大切だと話します。こうたはなり立ちを調べるうちに時間をわすれ、一か月後のテストで百点をとりました。
- ねらい:努力=がまんすること → 自分からやると努力が楽しくなる。同じ努力でも、自分からやろうとすると心の向きが変わる
- おすすめの発問:いやいやと自分から、ノートは何がちがう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
楽しめばすきになるのあらすじ(どんなお話?)

漢字練習がきらいなこうたは、百点をとったただしのノートを見せてもらいます。ただしは「楽しむ」ことが大切だと話します。こうたはなり立ちを調べるうちに時間をわすれ、一か月後のテストで百点をとりました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「努力はがまん」と思いがちです。授業の後は、目的をもって自分から取り組むと、同じ努力でも心の向きが変わると気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、こうたの気持ちを並べて終わりがちです。二人のノートをくらべると、書いた量ではなく心の向きのちがいに目が向き、努力を続ける力がどこから来るのかを考えはじめます。
4コマで見る「なわとび」

回数だけを追うと、練習はつらいがまんになりがちです。自分なりのくふうを見つけると、同じ練習でも楽しくなります。こうたとただしのちがいを、なわとびの場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 3年『楽しめばすきになる』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 二人のノートをくらべると心の向きが見える
- 努力はがまんだけでなく、自分から楽しむもの
- 場面発問より、二人をくらべて全体を問う
『楽しめばすきになる』のよくある質問
Q. 『楽しめばすきになる』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学3年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『楽しめばすきになる』のあらすじは?
A. 漢字練習がきらいなこうたは、百点をとったただしのノートを見せてもらいます。ただしは「楽しむ」ことが大切だと話します。こうたはなり立ちを調べるうちに時間をわすれ、一か月後のテストで百点をとりました。
Q. 『楽しめばすきになる』の授業のねらいは?
A. 努力=がまんすることという考えから、自分からやると努力が楽しくなるという考えへ深めることです。授業の前は「努力はがまん」と思いがちです。授業の後は、目的をもって自分から取り組むと、同じ努力でも心の向きが変わると気づくことがゴールです。
Q. 『楽しめばすきになる』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「いやいやと自分から、ノートは何がちがう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、こうたの気持ちを並べて終わりがちです。二人のノートをくらべると、書いた量ではなく心の向きのちがいに目が向き、努力を続ける力がどこから来るのかを考えはじめます。
Q. 『楽しめばすきになる』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












