努力の授業が「がんばればかなう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、そんなよくある失敗をさけ、木村さんを支えたものに目を向ける授業のゴールと問い方を図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『へこたれない きせきのりんご』(小学4年・道徳/希望と勇気、努力と強い意志)
- あらすじ:おくさんが農薬に弱いことから、木村さんは農薬を使わないりんごづくりを決心します。何年もりんごがとれず、まわりにあきれられても工夫を続け、九年目の春、畑は一面の白い花におおわれます。
- ねらい:がんばる=がまんすること → 目標と思いを支えに考え工夫し続ける。粘り強さとは、あきらめずに考え、工夫し続ける心のこと
- おすすめの発問:木村さんの何年もの毎日を、支えていたものは何?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
へこたれない きせきのりんごのあらすじ(どんなお話?)

おくさんが農薬に弱いことから、木村さんは農薬を使わないりんごづくりを決心します。何年もりんごがとれず、まわりにあきれられても工夫を続け、九年目の春、畑は一面の白い花におおわれます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「がんばればかなう」「がまんが大事」で止まりがちです。授業の後は、目標や家族への思いを支えに、考え工夫し続けることが粘り強さだと気づくことがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、「すごい」「つらい」で止まり、すごい人の話で終わりがちです。木村さんを支えていたものを問うと、目標や家族への思い、工夫を続けたことなど、粘り強さの中身を子どもが見つけます。
4コマで見る「けん玉の目標」

ただがまんして同じことをくり返すだけが、粘り強さではありません。目標を持ち、考えてやり方を変え続ける心が力になります。お話の考え方を休み時間の場面に置きかえました。
板書計画は3つのエリア

板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力と強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 4年『へこたれない きせきのりんご』【希望と勇気、努力と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「がんばればかなう」で終わるのはよくある失敗
- 粘り強さは、考え工夫し続ける心
- 支えていたものを問い、全体を考える
『へこたれない きせきのりんご』のよくある質問
Q. 『へこたれない きせきのりんご』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 小学4年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、努力と強い意志」です。
Q. 『へこたれない きせきのりんご』のあらすじは?
A. おくさんが農薬に弱いことから、木村さんは農薬を使わないりんごづくりを決心します。何年もりんごがとれず、まわりにあきれられても工夫を続け、九年目の春、畑は一面の白い花におおわれます。
Q. 『へこたれない きせきのりんご』の授業のねらいは?
A. がんばる=がまんすることという考えから、目標と思いを支えに考え工夫し続けるという考えへ深めることです。授業の前は「がんばればかなう」「がまんが大事」で止まりがちです。授業の後は、目標や家族への思いを支えに、考え工夫し続けることが粘り強さだと気づくことがゴールです。
Q. 『へこたれない きせきのりんご』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「木村さんの何年もの毎日を、支えていたものは何?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、「すごい」「つらい」で止まり、すごい人の話で終わりがちです。木村さんを支えていたものを問うと、目標や家族への思い、工夫を続けたことなど、粘り強さの中身を子どもが見つけます。
Q. 『へこたれない きせきのりんご』の板書計画は?
A. 板書は、左に子どもの「いまの考え」、中央に中心発問での話し合い、右に努力と強い意志の意味をとらえ直すことばを置く3つのエリアです。くわしい板書と発問の順番はnoteで紹介しています。












