偉人の教材が「強い意志の人だった」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では、見落とされがちな仲間、アリスと梅子に目を向けて、捨松の歩みと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『三人の誓い 大山捨松』(中学2年・道徳/希望と勇気、克己と強い意志)
- あらすじ:日本初の女子留学生の一人・捨松は、十一歳でアメリカに渡り、アリス・梅子と「三人で学校をつくろう」と誓います。帰国後は教職の道を絶たれ、華族女学校の方針にも失望します。それでも三人は資金を集め、女子英学塾を誕生させました。
- ねらい:強い意志=一人でがんばる力 → 希望は仲間と持ち続けるもの。夢を持つことより、裏切られても持ち続けることに強さがある
- おすすめの発問:三人の誓いは、捨松をどう支えたのだろう?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
三人の誓い 大山捨松のあらすじ(どんなお話?)

日本初の女子留学生の一人・捨松は、十一歳でアメリカに渡り、アリス・梅子と「三人で学校をつくろう」と誓います。帰国後は教職の道を絶たれ、華族女学校の方針にも失望します。それでも三人は資金を集め、女子英学塾を誕生させました。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「強い意志は、一人でくじけない力」という考えです。授業の後は、何度も夢を裏切られながら仲間との誓いに支えられた捨松の姿から、希望を持ち続けることの重みと支えに気づくのがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと「くやしい」「うれしい」が並び、根性の話になりがちです。アリスと梅子に目を向けると、希望を持ち続ける強さが、志を共にする仲間との誓いに支えられていたことが見えてきます。
4コマで見る「合唱コンクール」

目標を持つことより、うまくいかないときに持ち続けることのほうが難しいものです。同じ思いを持つ仲間との約束が、くじけそうな心を支えてくれます。
板書計画は3つのエリア

左に「強い意志は一人の力」という今の考え、中央に何度も夢を裏切られても捨松が希望を捨てなかった理由を問う中心発問、右に希望と意志のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学2年「三人の誓い 大山捨松」【希望と勇気、克己と強い意志】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 見落とされがちなアリスと梅子に注目する
- 夢は持つより、持ち続けるほうが難しい
- 仲間との誓いが希望を守る支えになる
『三人の誓い 大山捨松』のよくある質問
Q. 『三人の誓い 大山捨松』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学2年の道徳の教材で、内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」です。
Q. 『三人の誓い 大山捨松』のあらすじは?
A. 日本初の女子留学生の一人・捨松は、十一歳でアメリカに渡り、アリス・梅子と「三人で学校をつくろう」と誓います。帰国後は教職の道を絶たれ、華族女学校の方針にも失望します。それでも三人は資金を集め、女子英学塾を誕生させました。
Q. 『三人の誓い 大山捨松』の授業のねらいは?
A. 強い意志=一人でがんばる力という考えから、希望は仲間と持ち続けるものという考えへ深めることです。授業の前は「強い意志は、一人でくじけない力」という考えです。授業の後は、何度も夢を裏切られながら仲間との誓いに支えられた捨松の姿から、希望を持ち続けることの重みと支えに気づくのがゴールです。
Q. 『三人の誓い 大山捨松』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「三人の誓いは、捨松をどう支えたのだろう?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと「くやしい」「うれしい」が並び、根性の話になりがちです。アリスと梅子に目を向けると、希望を持ち続ける強さが、志を共にする仲間との誓いに支えられていたことが見えてきます。
Q. 『三人の誓い 大山捨松』の板書計画は?
A. 左に「強い意志は一人の力」という今の考え、中央に何度も夢を裏切られても捨松が希望を捨てなかった理由を問う中心発問、右に希望と意志のとらえ直しを置きます。板書の全体は、note の指導案で紹介しています。












