環境の授業が「地球を大切にしよう」で終わってしまう、となやんでいませんか。この記事では「もし未来の中学生と話せたら」という問いを手がかりに、教材の流れと授業のゴールを図でまとめます。
この記事のポイント(30秒で)
- 教材:『2100年 未来の天気予報』(中学1年・道徳/自然愛護)
- あらすじ:温暖化対策が実らなかった場合の、2100年夏のニュース番組という設定です。キャスターとリポーターが、激暑や熱中症の犠牲、米の不作、豪雨、超大型台風の接近を淡々と伝え、最後に視聴者へ問いかけます。
- ねらい:地球を大切にしよう → 便利さと引きかえに何を差し出すか。分かっているのにできない弱さを見つめ、それでも自然と向き合う
- おすすめの発問:もし2100年の中学生と話せたら何を言う?
- 板書:左「いまの考え」・中央「中心発問で深める」・右「価値をとらえ直す」の3分割
書いた人:キッシュ先生(元小学校教師16年。道徳の指導案をnoteで約4,000本公開)
2100年 未来の天気予報のあらすじ(どんなお話?)

温暖化対策が実らなかった場合の、2100年夏のニュース番組という設定です。キャスターとリポーターが、激暑や熱中症の犠牲、米の不作、豪雨、超大型台風の接近を淡々と伝え、最後に視聴者へ問いかけます。
ねらい(この授業のゴール)

授業の前は「地球を大切にしよう」という正論です。授業の後は、大切だと分かっているのに便利さを手放せない人間の弱さを見つめ、それでも自然と向き合おうとする意志を自分の言葉にできることがゴールです。
発問のコツ(若い先生がやりがちなこと)

場面ごとに聞くと、数字の大きさにおどろいて終わりがちです。未来の中学生と話す場面を想像すると、原因が今の自分たちにあることに目が向きます。
4コマで見る「部室の冷房」

分かっていても、つい便利さを選んでしまうのが人間です。その弱さを責めずに見つめると、自然と向き合う小さなきっかけが生まれます。
板書計画は3つのエリア

左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。過去・現在・未来を一本の線でつないでいく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。
授業の流れ・発問・板書計画をそのまま使いたい先生へ
noteで、この教材の授業づくりを1時間分まとめて解説しています。中心発問と問い返し、45分の流れと導入の台本、テーマ型の発問15個以上、板書計画(画像つき)まで、そのまま授業で使えます。
▶ 中学1年「2100年 未来の天気予報」【自然愛護】の指導案と発問はこうする!
教材の見方の部分は無料で読めます。
まとめ
- 「地球を大切に」の正論で終わらせない
- 「もし未来の中学生と話せたら」で考える
- 分かっているのにできない弱さを見つめる
『2100年 未来の天気予報』のよくある質問
Q. 『2100年 未来の天気予報』は何年生・どの内容項目の教材ですか?
A. 中学1年の道徳の教材で、内容項目は「自然愛護」です。
Q. 『2100年 未来の天気予報』のあらすじは?
A. 温暖化対策が実らなかった場合の、2100年夏のニュース番組という設定です。キャスターとリポーターが、激暑や熱中症の犠牲、米の不作、豪雨、超大型台風の接近を淡々と伝え、最後に視聴者へ問いかけます。
Q. 『2100年 未来の天気予報』の授業のねらいは?
A. 地球を大切にしようという考えから、便利さと引きかえに何を差し出すかという考えへ深めることです。授業の前は「地球を大切にしよう」という正論です。授業の後は、大切だと分かっているのに便利さを手放せない人間の弱さを見つめ、それでも自然と向き合おうとする意志を自分の言葉にできることがゴールです。
Q. 『2100年 未来の天気予報』の発問はどうすればいいですか?
A. 場面ごとに気持ちを聞くだけだと、答えが同じようになりがちです。「もし2100年の中学生と話せたら何を言う?」のように、お話全体を見て考える問いがおすすめです。場面ごとに聞くと、数字の大きさにおどろいて終わりがちです。未来の中学生と話す場面を想像すると、原因が今の自分たちにあることに目が向きます。
Q. 『2100年 未来の天気予報』の板書計画は?
A. 左に子どもの今の考え、中央に中心発問での話し合い、右にとらえ直した考えを書きます。過去・現在・未来を一本の線でつないでいく板書の全体は、note でくわしく紹介しています。












